現在大手通信キャリアであるau(KDDI)、ソフトバンクは固定通信サービスとスマートフォンの割引を実施しています。
auでいうところの 「auスマートバリュー」、ソフトバンクでいうところの 「スマホBB割」 です。
この記事を読んで思ったのですが、ドコモがこれほど苦境に立たされる原因、そしてソフトバンクの急成長の礎となったAppleのiPhoneの最初の取扱キャリアがドコモだったら問題になっていたのではないでしょうか?
iPhoneを日本で発売しようという話がでたとき、名乗りを挙げたのはドコモとソフトバンクで、Appleとしては日本最大手であるドコモから出す気満々だったそう。
ただし、ドコモから出す条件として、ドコモが持つ特許をApple側が求めたため折り合いがつかず、結局当初取扱は不可能とみられていたソフトバンクが棚から牡丹餅をもらった、という話は色々なメディアで取り上げられました。
結果、当時Andoroidが今ほど洗練されていなかったこともあり、ソフトバンクはiPhoneのおかげで急成長をすることができ、ドコモはユーザーの大流出に繋がりました。
でもこの時、もしApple側が特許云々をいわずドコモと契約していた場合、ただでさえユーザー数で圧倒的だったドコモにAppleのiPhoneという伝家の宝刀でユーザーはドコモに流れ、もしかするとシェア7割、8割も夢では無かったかもしれない。
そうなってくるとこれこそ独占禁止法に違反しそうな勢いではないでしょうか?そう考えると当時ドコモからiPhoneが出なかったことはある意味良かったのかもしれません。
もし出ていたら、後々独占禁止法違反だ云々、云われていたかもしれないですね^^