先日お伝えしたように、Macで仮想化ソフトを使ってWindowsを利用するのに、メモリ4GBではちょっと・・・というシーンがありました。
そこで今回、MacBook Pro 13インチ非Retinaディスプレイモデル用に増設メモリ16GB(8GB×2)を購入したので4GBから16GBへ換装してみました。
今回購入したのは、TranscendのPC3-12800(DDR3-1600)16G BKIT(8GB×2)永久保証付きです。
価格はAmazon.co,jpで16,460円でした。
他にもシリコンパワー製のこちらの商品(14,980円)と迷ったんですが、総合的な信頼性を加味して、多少高くてもTranscendを選んだ次第です。
ちなみに換装に使用したドライバーはこちら。
上記のドライバー、僕が購入したときは850円だったんですが、今は783円に値下がりしています。
Amazonの商品ページや納品書には画像のとおり、PC3-12800との記載がありましたが、届いたメモリのパッケージにはDDR3 1600としか書かれていなかったので、一瞬違うものが届いたのかとびびりました。
それではさっさと換装作業をしてしまいましょう。換装手順は以前紹介したものがありますので
こちらをご覧ください。
開けてみて気づいたのですが、交換対応になる前のMacBook Proと、交換対応で新しくなったMacBook Proに内蔵されていたメモリのメーカーが違ってる!
まぁiPadのディスプレイなんかも有名ですが、Appleは複数のメーカーから部品を調達しているため、たとえばディスプレイがシャープ製とLG製があったりします。
今回使用されていたメモリはエルピーダ製。東京に本社を置く会社で、2012年に事実上倒産、昨年アメリカのMicron Technologyに買収され、今年2月に「マイクロンメモリジャパン株式会社」へ社名変更となっています。まさかまさかの日本メーカーのメモリが搭載されていたわけですね。
で、さっさと換装終了しました。
Macを起ち上げてメモリがきちんと認識しているかちぇっく。
4GBから・・・
16GB。無事換装・認識できています。
今回思い切ってメモリを16GBへ換装したわけですが、AppleはMacBook Pro Mid 2012のメモリは最大8GBと公表しています。
なぜ16GBを積むことができるのにAppleは最大8GBと公表しているのか。これについて、
「MacBook Pro Retinaモデルですら、メモリを16GB搭載しているのは最上位モデルだけ、他モデルはメモリ16GBへカスタマイズするにはけっこうな金額が掛かることになっており、MacBook Pro 非Retinaモデルがユーザーにより安価に16GBへ換装できるとなると、MacBook Pro Retinaモデルの売上げに少なくない影響を与えることが予想されたためではないか」
という予想がされていました。実際のところはAppleにしかわかりませんが、たしかにデフォルトでメモリ16GBを搭載しているのは、現状MacBook Pro 15インチ Retinaモデルの最上位機のみで、Apple Storeで264,800円掛かります。
他モデルでもカスタマイズ購入すれば16GBへ変更できますが、4GBから16GBへのカスタマイズは31,200円、8GBから16GBへのカスタマイズでも20,800円掛かります。
これがMacBook Pro 非Retinaモデルなら4GBから16GBへの換装に17,000円あればお釣りがきくる、上記より14,000円安くできます。これは大きい・・・。
いじょ、MacBook Pro Mid 2012のメモリを16GBへ換装してみた、でした。