MVNO初通話定額「かけたい放題」って通話定額と言っていいのか


昨日より、MVNO初通話定額プラン「かけたい放題」がエックスモバイル(もしもシークス)にて受付開始しています。

ホームページでも大々的に「格安スマホ史上初!通話定額プラン!」と宣伝されています。でもこれって通話定額と言っていいのでしょうか。
※ここでいう格安スマホとはMVNOのことです

もしもシークスの提供する通話定額プランは、月額1980円(税別)を基本コースとし、1回あたりの通話時間やデータ通信量などで「あんしんコース」、「まんぞくコース」に分かれます。

・基本コース 月額1980円(税別)
1回あたり3分以内の国内通話料が無料(月30回まで)
国内データ通信 1GB

・あんしんコース 月額2980円(税別)
1回あたり5分以内の国内通話料が無料(月30回まで)
国内データ通信 7GB

・まんぞくコース 月額3,980円(税別)
1回あたり10分以内の国内通話料が無料(月100回まで)
国内データ通信 7GB

この時点で通話定額?となる人も多いと思います。実際は様々な制限が課されているわけで、「通話定額」や「かけたい放題」と言うと誇大広告に思える。

そもそも、1回○分以内の通話が月○回まで無料!という謳い文句は、当時ソフトバンクグループだったウィルコム(現Yモバイル)が提供していたプラン。

ウィルコム(ソフトバンクの孫さん)曰く、営業マンの1回あたりの通話は10分以内になる場合がほとんど、様々な制限下では通話料無料(料金プラン内)なので通話定額だ!という言い分だったと思う。(※記憶が曖昧)

この当時も、「10分超えた場合や月の回数制限を超えた場合は従量課金なのに、定額と謳うのは誇大広告では?」という意見や、「そもそも10分以内で終わらない場合も多く、一度電話を切って掛けなおすのは仕事では無理」という意見も多かった。

その後ドコモから本当の意味で国内通話定額(1回あたりの制限や月回数制限なし)である「カケホーダイ」が発表され、大手キャリアはこれに追従。MVNOからの登場が期待されていました。

そこで今回エックスモバイルが初だと謳う通話定額「かけたい放題」ですが、基本プランは1,980円で1回あたり3分以内の月30回まで。これはかなり厳しいというか…現実的ではないとしか言えません。

そもそも営業などで使うにしても、相手先に掛けたら担当者に変わるまでしばらくお待ちくださいと保留にされる場合も多く、そうこうしていると保留時間で3分超えることはざら。

ならばと「あんしんコース」や「まんぞくコース」をみても、1回5分以内、月4,000円以上払っても1回10分以内。ウィルコムが発表した当時と同じ問題があります。

そもそも、月4,000円以上払うのならば、大手キャリアの通話し放題(月額2,700円/税別)と、MVNOのデータ通信SIM(※DMMモバイルの場合月額630円/税別)を契約した方が、1回あたりの制限や月回数制限もなくかけ放題で、なおかつ料金も約700円安い。
※家ではWi-Fi、外で動画鑑賞はしない人は1GBプランで十分

というように、MVNO初の通話定額ということで期待が膨れていましたが、正直これじゃない感が半端ないというか…がっかりです。そもそも通話定額じゃなくね?と突っ込みたくなるのですが、悪しき習慣というか、当時のソフトバンクが過去そういった制限のあるものを定額と宣伝したため、こういった宣伝をする企業は後を絶たないでしょう。

個人的な意見としてですが、いろいろな制限はありつつも「制限付き通話定額(※実際に通話定額と書くと大手キャリアとの違いから語弊を招く恐れがあるため、制限付きと前置きしました)」プランを発表されたエックスモバイルは素晴らしいと思います。

ただ、友人間の通話は「LINE」などのアプリで済ませる層が一気に増え、携帯(スマホ)からの通話は仕事関係のみという方が増えていく現代で、仕事での利用が難しい「かけたい放題」は、正直オススメできるものではありませんでした。

Niftyが今後発表する予定の通話定額プランが、本当の意味での通話定額であることを期待しております。

リンク:エックスモバイル(もしもシークス)

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です